免疫学を学んでいます 忘備録「薬について」 

写真はイメージです
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「免疫学」を学んでいます。

 

私の先生は「代替医療師 Vanilla」さんです。


4月に受けた講義を忘れないために、少しずつまとめていきたいと思います。

 

「薬について」

 

まずは日常よくかかる病気

・鼻水・鼻づまり・咳・発熱・頭痛・筋肉痛・胃痛・生理痛・不眠など

これら不快な症状=病気になってしまったら、まず薬を飲みます。

これは「不快な症状は身体に良くない」「辛い症状は悪者」という考えが根底にある。

 

しかし、この「不快な症状」は身体自身が病気と闘っているということ。

不快な症状(痛み、発熱、腫れ、発疹など)は自然治癒の表れ。

血液を増やし、患部に血液を送って治癒を促したり、ウイルスの繁殖を抑えている。

 

この自然治癒に対し、薬は血液の流れを止める働きがある。

薬に依存する現在の医療は「病気の慢性化」「難治化」「新たな病気の進展」をまねく原因になっている。

今読んでいる「休み時間の免疫学」齊藤紀先著にはこう書かれています。

「風邪をひいて医者に行くと、たいてい抗炎症剤、咳止め、鼻水の薬、胃薬といった薬を処方されます。これらの薬は症状を抑え込むだけのもので、どれひとつとして風邪の原因、すなわち風邪ウイルスをやっつけるものではない」

 

医学の進歩とともに、症状を2,3割抑え込むどころか、徹底的に抑え込む薬が開発された。

その最たるものが「ステロイド」「消炎鎮痛剤」「免疫抑制剤」

 

身近な風邪を例にとってみる。

風邪をひくということ サイトから転載

「風邪は、病原体が鼻や口から侵入して感染し、症状を起こす感染症の総称です。病原体、特にその8割を占めるウイルスは、冬に多いもの(ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルス)以外にも数百種類はあります。そのため体に抗体ができず、1シーズン中に何度もかかったり、症状や経過がその時々で違うのです。」

 

風邪の症状「鼻水」「咽の痛み」「咳」「下痢」などは体内のウイルスを外に出そうとする反応。

38.5度の発熱で風邪ウイルスは増殖機能が抑制される。

体内の免疫システムがウイルスと闘っている。

熱がある時は水分を十分取って身体を休めるのがいい。

解熱剤を使うと、身体が必要としている「熱」を奪い、防御態勢が弱くなり、あげく、風邪になりやすい体質になっていく。

 

とはいえ、風邪だからといって仕事を休めない、あまりにひどく耐えがたい痛み、高熱が続く、このような場合は、風邪薬をのむこともやむを得ない。

しかし、薬の常用化(すぐ薬を飲んでその時をやり過ごしてしまう)や、極端に強い薬は極力止めることが大事。