免疫学を学んでいます 備忘録「自律神経について」

http://tansansen-navi.com/meneki/vol3.htmlからお借りしました
http://tansansen-navi.com/meneki/vol3.htmlからお借りしました

今回は自律神経について

 

私たち人間にはなんと60兆個もの細胞があるのだそうです。

その細胞は、骨、筋肉、内蔵、血液などを形成し、それらのコントロールを脳と神経のネットワークが担っています。

 

脳と神経のネットワークの中には、脳と脊髄からなる「中枢神経」とその中枢神経から枝分かれした「末梢神経」があります。

 

さらに、末梢神経には、例えば手や足を自分の意思で動かすことのできる「体性神経」と、内蔵などのように自分の意志とは無関係にコントロールする「自律神経」があります。

 

「自律神経」は、鼓動、消化、吸収、体温調節、排泄、生殖など、生命維持にかかわる重要な機能を片時も休まず調節している。

しかし、「自律神経」は自分の意志ではコントロールできない。

コントロールに影響を及ぼすとしたら「深呼吸」「入浴」「アロマ」「鍼」がある

そして私はさらに「リラクゼーションを伴う音楽」があると思います。

体調はこの「自律神経」が順調かどうかに大きく左右されている。

 

実は、私、今から20年ほど前に、「自律神経失調症」のような症状に悩まされた時期がありました。こんな私ですので、そんな時も、「おかしいなあ」「辛いなあ」とは思っていましたが、特に医者にも行きませんでしたので、病名はついていません。もしかすると鬱の一歩手前だったのかもしれません。

「朝、起きることができない」「食欲が無い」「動悸、息切れ、手足のしびれ」などに悩まされていました。

思い切って出かけても、いつでも降りられる各駅停車しか乗れません。高速道路もだめでした。

だから、自律神経のバランスの大切さは、本当に身をもって知っているのです。

 

「自律神経」には身体が活動する時に活躍する「交感神経」と、身体が休む時に働く「副交感神経」があります。

 

「交感神経」は日中活動する時や運動をする時に優位になります。
アドレナリンノルアドレナリンが分泌される。

ストレスがある人は休んでいる時にも「交感神経」が優位になっているそうです。

  • 肺は拡張
  • 血管が収縮→血圧、心拍が上がる
  • 消化器は動かなくなる→食欲を抑制
  • 体温が下がる
  • 瞳孔が広がる

 

「副交感神経」は食事の時や休息する時に優位になります。

アセチルコリンが分泌される。

  • 心臓の鼓動を穏やかにする
  • 心身をリラックスモードに整える
  • 新しい細胞の分泌や排せつを促す

 

この二つの神経のバランスがとても大事である。

自律神経は免疫を司る白血球の働きに大きく影響しているのです。

 

【バランスをとること】

私たちは朝起きてから夜寝るまでほとんど「交感神経」を優位にさせています。

うまく「副交感神経」を優位にさせられていますか?

忙しくても、リラックスできる時間をうまく取れるといいですね。

ストレスが多くある方は、「副交感神経」を優位にする時間を必ず作ってくださいね。