「もう、体に毒は溜めない」 増尾清著
赤い表紙、刺激的なタイトルとは裏腹に、とても読みやすく分かりやすい本でした。
著者は発足されたばかりの消費者センターでいろいろな食物の実験をしてきました。
現在では自宅に実験室を構え、実験を重ねています。
なので具体的な除毒法は信頼が持てるものではないか、と感じました。
『余剰活性酸素』
活性酸素とは抗体の働きを活発にし、侵入してきた細菌や有害物質をやっつけてくれものなのですが・・
食品添加物、農薬、ダイオキシンなどが活性酸素大量発生の要因になって、『余剰活性酸素』になります。
活性酸素の量が過剰に増えすぎると正常な細胞や遺伝子まで傷つけてしまい、
癌、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、糖尿、アトピー、白内障などの要因となる、とのこと。
でも、
以下の3つのポイントで、体内に入ってしまった毒を排除することができる。
①なるべく有害物質に汚染されていない食品を選ぶ
②食べる前の下ごしらえ
③毒消し効果のある栄養素を摂る
そうなんです!
排除することができるのです!
ちょっと安心・・
具体的には続きをどうぞ
ざっくりですが・・
①汚染されていない食品を選ぶ
・旬の野菜○ ハウス野菜×
・回遊魚○ 養殖魚×
回遊魚:アジ・イワシ・カツオ・サケ・サバ・サンマ・タラ・トビウオ・マグロ・ブリなど
・ブランド肉○ 輸入肉×
・精米○ 玄米×
・乾麺○ ゆで麺×
②除毒の下ごしらえ
○野菜の除毒
・よく洗う
・皮を剥く
・切れ目を入れたり短く切ったりしてから茹でこぼす
・塩で揉む、酢にさらす、醤油洗い、ぬか漬け
○果物の除菌
・みかんやレモンはアルコールで拭く
・バナナは軸から1センチ切り落とせばOK
○魚介類の除菌
・振り塩をして20分置き、表面を拭いてから焼く
・背ワタ、内臓を取る
・西京漬け
・煮つけにする
・貝類はしっかり砂抜きをして、表面をよく拭く
○肉の除菌
・調味料につけて除菌
・煮込みのときはアクを取る
③毒消し効果のある食事法
・バランスの良い食事
・良質たんぱく質を毎日摂る
・ファイトケミカル(免疫力を高める栄養素)食材を1日3品目摂る
枝豆、かぶ、かぼちゃ、カリフラワー、キャベツ、きゅうり、ゴマ、小松菜、ゴボウ、サツマイモ、さやいんげん、シソ、ジャガイモ、セロリ、大根、大豆、たまねぎ、チンゲン菜、トマト、なす、にら、にんじん、ニンニク、ねぎ、白菜、ピーマン、ブロッコリー、ホウレンソウ、緑茶
・キノコ類を1日1品目摂る
・海藻、ヌルヌル野菜のいずれかを1日1品目摂る
・発酵食品を摂る
おまけ
居酒屋では(^^)
・とりあえずビール(特にギネスビール)
・最初は枝豆、卵焼き、冷ややっこ
・〆はラーメンじゃなくてご飯とみそ汁に緑茶
外食のお伴として
・ゴマとシソふりかけを持ち歩く
除毒を考えながらも楽しく食事したいですね!
コメントをお書きください
北国みっち (金曜日, 10 10月 2014 13:07)
はじめまして今年の7月に行われましたピアノとヴァイオリンの調べの演奏会(札幌)にお聴きしに伺いまして演奏者の方々のプロフィールを拝見してHPをさがしてみました。
MTのことを通して私も少しずつ学び日々新たに養われているのかなと実感しております。。。
スマイルReiko (金曜日, 10 10月 2014 13:28)
北国みっちさま
札幌の演奏会にきてくださったのですね~
ありがとうございます!
おまけに、私のHPにも来てくださって感謝です。
こちらは清々キレイのHPでして、音楽療法はhttp://reireivn.jimdo.com/
からご覧いただけます♪
みっちさまも音楽療法士をされているのですか?
「音楽療法のヒント!」という会員制の記事もあります。
清々キレイともどもどうぞよろしくお願いいたします♪